毎日を編むブログ

かごについて調べ、考え、編んでいます。

これもナナさんの椅子。

昨日から引き続きの家具のお話です。

「EGG」はヨルゲン&ナナ・ディッツエル夫妻名義でしたが

こちらはナナさんだけみたいです。

1951年のデザイン。

「ラタン ラウンジチェア ラナ」。

 

いやーこれは、素敵です。

シンプルと言えばEGGもそうでしたけど

これこそシンプル。

丸いフォルムと

いわゆる「ザル編み」ですから、

まるでザルなはずなのですが・・・

 

                                         出典:sempre

 

奇をてらわず

でも常識にとらわれず

単純だからこその奥深さ。

媚びていないけど

やさしい。

そう、いろいろ言っても

私が一番感じるのはやさしさでした。

 

ごくわずかずつ不揃いな編み目を

きちんと編み上げて作られた端正な面には

なぜか感動します。

 

足の感じもいいですね。

この場合4本脚ではなく3本脚が

デザインの肝になっているとお見受けします。

 

いいものは和も洋もなく

時代も超えて

光っています。

落ち着いたやさしい光ですね。

 

私のまだまだのかご編みにすぐどうにか

参考になるというものではないですが

籐のものでこんなものがあるとは

とてもうれしく思った次第です。