毎日を編むブログ

かごについて調べ、考え、編んでいます。

健やかに循環する仕事「F/style( エフスタイル)」の籐の波型バスケット

深津絵里さんが出ているダイワハウスのCМで使われている洗濯かごに少し似た雰囲気を持つかごです。

以前ハンドメイド通販サイト「iichi」さんの特集ページで使われていて気になっていました。

「F/style エフスタイル 籐の波型バスケット」です。(現在品切れ中。)

 

楕円型。

出典:Babooshka

  

素材はRATTAN IRON と書いてあります。

なにか巻き付けているように見える部分は皮籐だと思いますが細い波型の部分はそのままの籐かな・・・

 

優雅な波型がいいですね。

このかごはランドリーバスケットと用途を特定されてるわけではないです。

入れ物としてはすごく目が粗いわけですがよく着るセーターなんかをしまい込まずに入れておいたりするのにも良さそうだと思います。

まずはかごの魅力にひかれて用途は後から考えるというようなこともなかなか楽しく小さな贅沢と言えます。

 

丸型。

 

出典:Babooshka

bab-web.com

 

 

このかごを作られた「F/style (エフスタイル)」さんですが、かごやさんではありませんでした。

ショールームの様子。

出典:アネモメトリ

 

 

「エフスタイル」さんは新潟を拠点にものづくりに取り組んでいるお二人です。

 エフスタイルのホームページ

 

京都造形芸術大学の通信教育部というところがやっている「アネモメトリ」というサイトに詳しくお二人の活動が取材されていて、興味深く読ませていただきました。

 

エフスタイルが手掛けるのは製造以外で、商品が流通するまでに必要なことすべて、なんだそうです。

ゼロからものをつくるのではなく、斬新なものをデザインするのでもなく、すでにある地場産業や伝統工芸の作り手とともに二人がアイディアを出してとことん理解しあい、今あるものをさらに活かしていける方向でデザインをしていく。生活用品や服飾雑貨を中心に、今は18の作り手とともに仕事をされています。

無理のない、細やかな配慮に満ちたものづくりです。パワーの落ちかけた産業に二人が光を当てることによって健やかな循環が生まれている。きっとこのかごが生まれる際にもいい物語があったのではないかなと思います。

 

 

 

magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp

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