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毎日を編むブログ

かごについて調べ、考え、編んでいます。

籐材料について④

今日は昨日よりも細かい、

毎日の作業で気づいたことを書いてみます。

私は「籐」の「丸芯」という、

均等な太さにきれいに割かれた材を使っています。

 

◯丸芯の中にも柔らかめと硬めがある。

一つの束の中でも、硬さにはバラつきがあります。

硬くて表面もツルツルしているようなしっかりした材は縦芯や持ち手の芯にしています。

柔らかくて曲げやすい、多分、中の導管部分が多いような材は編み芯に向いています。

中でも円形のかごの中心部分のように細かく詰めて編みたい場合とか、

四角いかごの底編みのように180度の折り返しをする場合などは

特に柔らかい材を選んで使います。

縦芯は決まった長さを決まった本数使うので、

それを取り分けながら、もしくはその前に、

硬いのと柔らかいのを分けてしまいます。

最近ではすごく長くて硬くてツヤツヤしているものは持ち手を巻く用に、とか

編み方によっては編み芯も多少硬くても大丈夫なものもあるな、とか

分け方も複雑になってきました。

 

◯継ぎ目の処理

巻いた状態で送られてくる丸芯ですが、1本の長さは1mくらいから4〜5mくらいまでいろいろです。

あまりに短いものは編み芯にはなるべく使わないようにするのですが

どうしても出てくるのが「継ぎ目」です。

バッグの胴なら内部で、底面なら下側で、目立たないように継ぎますが、

どうしても気になります。

かご編みの宿命ではありますが、

ものの出し入れに引っ掛かったり手に痛かったりするのはできるならばなるべく避けたい。

そこで、四角いバッグの場合は継ぎ目をコーナーに集めることにしました。

コーナーの内部だと継ぎ目の飛び出しが角度の中に納まって少し目立たないし、

手の当たりにくい場所でもあるのでこれは結構いいかなと。

その分、材のロスは多くなりますが。

小さな品質アップですね。

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四隅のコーナーに納まる継ぎ目。

 

◯手荒れしやすい。

水に濡らした材を使います。

ザラっとする細かい粉状の削りかすもついていますので

ふやけた指に材が当たる部分がこすれて荒れてきます。

夏は手湿疹らしき、冬は乾燥による、荒れが起こります。

綿の作業用手袋、ポリエチレン手袋、ゴム手袋などしてみましたが

やはり煩わしく、暑い。

細かい作業がしにくくてストレスがたまる。

できれば素手でやりたいところなので最近はこれです。

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指先も荒れてるね。

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100円ショップの指サックの指先を切って使っています。

編み方によって当たるところも変わりますが

親指、中指、薬指の第一関節と第二関節の間くらいが一番荒れやすいのでそこだけをカバーできればいいかなと。

籐を伐採して加工するときの薬品や晒材などの影響があるかどうかはわかりません。

また、慣れてきたり要領がよくなれば気にならなくなるかな、という気もします。

 

◯部屋が汚れる

細かいカスが散ります。

籐を加工する時に発生するカスだと思いますが、これがそこら中に散ります。

ケバも出ます。

繊維が多いですからね。

一旦編んだものをほどくとさらに出ます。

濡らして編むので水気が飛んだところに汚れがついてますます汚く。

作業のたびの拭き掃除、マメなクイックルワイパー、掃除機がけが

頻繁に必要です。

ハンディタイプの掃除機を持っていないので、ぜひ買いたい。

ルンバもいいかな。

 

籐工芸を始めたのが今年の早春だったので

冬はまだ越してません。

手が冷たいとか籐がすぐ乾くとか

いろいろあるかも。