毎日を編むブログ

かごについて調べ、考え、編んでいます。

エルメスのバスケット、バッグ以外のもの、などなど。

前回エルメスのかごバッグを取り上げさせていただきました。

ちょっと突っかかる感じも含む文になってしまいました。

憧れゆえです。

憧れついでにバッグ以外の、インテリア関係のかご関連商品も見てみます。

 

現在エルメスのホームページのオンラインストアには2種類、編みかごの仲間といえるものがありました。

 

こちら。マガジンバスケット、だそうです。

上半分は皮革製になっています。

革の質感と、かごとの継ぎ目のかがりの仕様が前回のバッグ類と似ています。

f:id:chibie50:20171021145702p:plain

Equilibre d'Hermes magazine basket | Hermès

そしてこちら、そう、くずかご、です。

「『見せ』くずかご」か。

「ゴミ箱」じゃない気が。

まあ何に使ってもよさそうなものではあります。 

f:id:chibie50:20171021145820p:plain

Equilibre d'Hermes waste basket | Hermès

 

そして以下4点はオンラインストアにはまだ出ていないホームコレクション、2017-2018ミラノデザインウィークに出品されたものです。

いくつかの出品物の写真うち、半分近くが編みかごをあしらったものでした!

 

小さいテーブル。下のかごはもちろん蓋があいて物が入れられます。

ワインラック。

えーっと・・・これはワインのボトルを入れるのでしょうけども。

なぜかどこか釈然としない。私だけですか。

ログバスケット。

多分真ん中の持ち手がついた平面が外せて、薪を運んできて乗せられるのだと思います。

でも今一つこのデザインの意味がわかりません。

 

Milan Design Week 2017-2018 // Hermès Collection for the Home « Nicky's World

https://global.rakuten.com/en/store/grare/item/3252635/

こうですね。

でも横の張り出しはなんなのか、謎です。

あと全体のフォルムとか角材の使い方とかも、私には判定不能、です。

暖炉

hermes collections for the home at milan design week

サーブ用のワゴン。

真鍮みたいな車輪。細いですね。いつの時代なのかよくわからない、不思議なデザイン。

ポケット部分はなぜ編みかごになのか、縁取りはなぜカーフなのか、・・・謎めいてます。

 

Hermès Brought the Sun to Fuorisalone - Indesignlive.hkIndesignlive.hk

hermes-trolley

hermes collections for the home at milan design week

いや、全部素敵ですよ、勿論。

でも見れば見るほど、「?」が浮かんで止まらなくなりませんか。

イベント出品なので、商品というよりは何か全体を貫くコンセプトのあるプレゼンテーションなのかもしれませんが・・・残念ながら受け止めきれませんでした。

 

憧れていると言いながら、また本日も手放しで褒めるということはさせてもらえませんでした。

うーん、エルメス、不思議。

 

モヤモヤしていた私ですが・・・


中古市場などを見ていましたら、1990年代ころに作られたキッチン用のものがあるのに気が付きました。

丸型のトレイ。

これは・・・わかりやすい!!

シンプルの極みみたいな編み方がとても美しいですし、唯一細い皮革の持ち手でエルメスらしさを表現する手段も最小限にとどめられています。

 

Vintage French Authentic Hermes Woven Wicker Tray : On Antique Row - West Palm Beach - Florida

同じ作りで角型も。 

Hermes Rare Wicker Tray with Brown Leather Handles Unused Condition 2

これも素敵ですね。

お馴染みのオレンジの箱にキッチリ入っている様子がまた素晴らしい。

Hermes Rare Wicker Tray with Brown Leather Handles Unused Condition 3

Hermes Rare Wicker Tray with Brown Leather Handles Unused Condition at 1stdibs

保温ボトル。ホラ編みかな。かわいいです。

Hermes thermos France c. 1995 sterling

以上3点は、謎めいていませんでした。

エルメスらしさもあるけれど、かごらしさからかけ離れてないし、威圧感少なめです。

 

 

 

なんだか変な記事になりました。

 

 

 

かごってもともとどこか簡単なもので、サッと作って惜しみなく使えるものだったり、一時的というか仮設的というか正式じゃないというか略式というか、建物でいえばひと夏だけの海の家みたいな風情のものというふうに私はとらえています。

その風情含めて好きなんですけど。

 

だから本来相容れないような重厚で格調高いハイブランドがどのようにかごを取り入れているのか、面白く見せてもらいました。

なるほどこんな感じで折り合うのだなと。

かごもほんとに、いろいろです。